ミッドシップはなぜスポーツカーに適しているか?

ガーデニング01自動車はエンジンを配置している場所によって分類をすることができ、中でも車体の中心部分寄りの位置にエンジンを配置しているものが「ミッドシップ」と呼ばれるタイプになります。
このタイプは居住空間の制限などが大きいために通常の乗用車などにはほとんど採用されませんが、スポーツカーなどに採用されることがあります。
ではどうしてこうした自動車に採用されるのかと言うと、まず最も大きなポイントと言えるのが車体前後にかかる荷重のバランスを最も均一化しやすいということです。
フロント、もしくはリヤのどちらかに偏ってエンジンを配置すると、自動車はどうしてもエンジンが置かれている側に荷重がかかってしまいます。
特にフロント側にエンジンがあるFF車などはこれが顕著で、コーナー時には外側に膨らむアンダーステアの傾向が出やすくなります。
しかし前後の荷重のバランスが整っているとコーナーでも安定しやすく、スピードのロスを少なくすることが出来るのです。
また車体全体に等しく荷重がかかりやすく偏りが発生しづらいために加速・減速ともに効率が良く、ドライバーの運転を素早く走りに反映させることができるということも特徴であり、このことから「ドライバーの運転スキル」を重要視するスポーツ分野によく採用されるようになっているのです。